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2020年05月22日

百人一首*ヨガ~3.柿本人麻呂~

[百人一首ヨガの旅] 
時空を超える気ままな旅でございます

百人一首*ヨガ~3.柿本人麻呂~

★旅のだいたいルール

①詠む 「べっぴん古典ノート本 百人一首」テキストより訳引用 詠んでみるetc
②書く 「美自ん文字」で書いてみる
③動く イマジネーションで来た ヨガポーズをしてみる

で、ブログに記録していく…【百人一首ヨガ紀行文】です。

3.柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む


垂れ下がった山鳥の尾みたいに
ながーい夜を君がいなくてひとりぼっちで寝なくっちゃいけないの?

①詠む
松山千春さんもびっくり!どんだけながーい夜なんじゃい?てな歌。

この歌は、予備校講師時代に 大学受験頻出「の」の識別で何度話したかわからないなぁ。
オトナの古典をやるようになって、識別うんぬんよりも「の」というたったの一文字が、
発音を変えることもなく
意味を変化していく日本語(古語)に魅せられてしまった。
「の」の多用で声に出して「詠む」ことが楽しい。
当たり前だけど、歌は見るものではなく、聞くものだということに気づかされます。

山鳥は、昼間は仲良く雌雄一緒にいるけれど夜は別々に過ごすのだそう。潔癖なのか、ロマンティックなのか・・・。
そこを踏まえてのロンリーナイトな恋の歌。

「あしびきの」は「山」にかかる枕詞です。こうした和歌の修辞について湖西市の講座で開講予定だったけれど
中止になってしまって残念‥・。また近いうちにどこかで開催したいと思います。

人麻呂さんは「歌聖」と呼ばれる万葉の代表的歌人です。三十六歌仙でもあります。
昨年、京都博物館で大人気だった「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」にも当然いらっしゃいました。
必ず、硯と一緒に描かれています。

②書く
今年の3月に浜松いわた信用金庫 新居支店さんで「美自ん文字 リユース展」を開催いたしました。
(使わなくなった紙などを再利用した作品を展示)
今回は、奉書紙の切れ端が長かったのでそれでリユース!
「ひとりぼっちの長ーい夜」を書いてみました。

③イマジネーション ポーズ!
はばたきのポーズ!

先日「百人一首」繋がりで、こんちゅうクンの「百人一首風 みんなのこんちゅう和かるた」を買いに
磐田市竜洋昆虫自然観察公園に行きました。

そこで今回は、新緑のなかで「羽ばたきのポーズ」。 
ひとりぼっちで羽を広げる。尾ではない。

百人一首*ヨガ~3.柿本人麻呂~

★photo by Yuki Matsutake★

ひとりぼっち感がでているでしょうか?(笑) いやいや、ストレッチ感でしょう。イマジネーション…なんで。
初夏の風は気持ちよく、久々に「ソトヨガ」をやりたくなりました。

百人一首*ヨガ~3.柿本人麻呂~

★photo by Yuki Matsutake★




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