2023年04月29日

べっぴん!古典旅〜新居町〜

藤の季節、恒例の古典音読サークルの皆さんと、小さなべっぴん!古典旅。




今回は教室を開催している湖西市、新居町でフィールドワークしました。

この旅は古典に出てくる「浜名橋」を目指す!がテーマです。

まずは、新居親水公園で藤原定家さまの歌碑にご挨拶。ここで、みんなで記念撮影✨

  影たえて したゆく水も かすみけり
    はまなの橋の春の夕暮れ


そこから小さな川に沿って浜名橋へ。



以前読んだ「更級日記」にも

「浜名の橋、下りし時は黒木を渡したりし、この度は跡だに見えねば舟にて渡る。」と出てきます。

歌枕でもあるこの浜名の橋は「浜名湖より海に通じる浜名川にかかる橋」で、焼失したり流失したりしつつも、名だけが歌枕として有名。

そこから、源頼朝が上洛の際に、橋本宿に宿泊した際、茶の湯に用いられたという風炉の井の場所を眺め
向かいの教恩寺さんへ。






山門の風情があります。

そして、お待ちかねのお昼は寿司松さん。
タレつき江戸前寿司です。
歩いた後は美味しさが増しますな。





先ほどの橋本宿で有名な
平太郎の鯛焼きも、おやつにいただきました!



しっぽまで、たっぷりあんこ。
甘いものは別腹です。







腹ごしらえも済ませたら、小路(しょーな)を歩き
寿司松さん近くの池田神社をお参りして
寺道歩き。

新居銘菓
あと引きせんべいをいただきながら
(食べ歩きもまち歩きの醍醐味)

神宮寺さんで空海さんを拝み
落語でもおなじみの本果寺さん
臨海院さんにお邪魔して、最後は
小松楼さんで休憩させていただきました。

ちょうど開催中の瓢箪に描かれた東海道五拾三次作品も旅気分を盛り上げてくれました。

2階からは今にも三味線の音が聞こえてきそうです。



そしていよいよゴールの関所✨
ここでも野菜のお土産をいただき、笑顔で解散!

皆さま、お疲れ様でございます。

近場でも歩いて楽しい場所がたくさんありますね。
もちろん、おやつもね。

無理せず楽しく 
身近な古典を探す旅

ワイドビューな遠州かに歩き。
また次回をお楽しみに


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